世界には誰も知らない遺跡が未だ存在する―。
その存在を調査する為、王立特殊遺跡調査部に所属する
オーラ=モウキッシュは、古代遺跡に向かう。
* * *
20XX年 某国、暗い森。
この世界に発せられる瘴気を帯びた魔素「ミアステール」の発生源を、王国情報部が発見。
王国は、ミアステール発生源を調査する専門機関「王立特殊遺跡調査部」の派遣を決定した。
現場へ調査に向かった第三調査部調査隊員、オーラ=モウキッシュ。
高濃度のミアステールによって動物は狂暴化し、現代技術もその力を失う。
さらに遺跡は"デズニフ"と揶揄される盗掘団の手で暴かれていた。
その惨状を目にしたオーラの心には静かに火が灯る。
襲いかかる苦難を振り払いながら調査は続き、
辿り着いた地中奥深くには、それまでとは異なる文明の遺跡が広がっていた。
神話の時代に鋳造されたリボルバーとワイヤーは、
オーラを助けるかのように輝きを増していくのだった。
深まる謎と世界を蝕むミアステールに阻まれ、オーラはまだ知らない。
地に堕ち、正史では語られることがなくなった"聖騎士団"の影を―
- 所属:王立特殊遺跡調査部 第三調査部
- 通称:オーラ
- 性格:感情はあまり表に出さず、仕事中は常にクール
- 好きなもの:甘いもの、猫派
- 好きな言葉:(悪党は)サーチ アンド デストロイ
-
不思議な力を宿した変形のペッパーボックスリボルバー拳銃
特異な構造で様々な弾丸を込めて撃つことができる
-
しなやかでいて堅牢なワイヤーの射出機
非常に扱いが難しく調査部ではオーラが一番の使い手
【入手経路:不明/年代鑑定:(推定)3000年以上前に製造】
神話の時代にはない蒸気機関期の技術を宿したオーバーテクノロジーの結晶。
材質や製造方法はおろか、存在自体が謎に包まれたレリックである。
時折、オーラにその不思議な力を与えるかのように、調査の手助けをしてくれる。
王国中枢が組織した特殊遺跡保護を目的として設立された調査機関。
遺跡に眠る失われた遺産“レリック”を自分たちの国益にする為に設立された。
活動上、犯罪組織との衝突も少なからずあり、裏の世界でも名を轟かせている。
決まった制服はないが、隊員は左腕に犬が描かれた調査部腕章をつけている。
その腕章から、裏世界では「組織の犬(クーフラン)」と呼ばれている。
国籍や構成人数など、組織規模不明の盗掘団。
財宝にまつわる情報に対して正規機関より強い情報網を持つとも言われている。
死者の眠る地でコソコソ盗掘をすることで世界中から疎まれている。
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